こんにちは、旅する元教員のbassyです。
「うちの子、全然勉強しなくて…」そう悩む保護者の方から、よく相談を受けます。私自身も20年以上、教育現場で「勉強しない子」と向き合ってきました。そして気づいたのです——「勉強しない」のは、子どもの怠慢ではなく、サインであるということを。
「勉強しない」の本当の理由
表面的に見ると「やる気がない」「さぼっている」と見えますが、実はその裏に別の理由が隠れています。「勉強しない」は、子どもからのSOSかもしれません。
私が現場で見てきた子どもたちに共通していたのは、「わからない」「面白くない」「意味がわからない」の3つでした。
原因①:「わからない」が積み重なっている
勉強は積み重ねです。算数でも英語でも、前の単元が理解できていないと、次の単元は砂の上の城。「わからない」が続くと、子どもは自然と「どうせやってもわからない」という思い込みを作ります。これが勉強嫌いの最大の原因です。
→ 対処法:「今どこでつまずいているか」を一緒に探す。責めるのではなく、「どこまではわかった?」と声かけするだけで、子どもは安心して話せます。
原因②:「やっても意味がわからない」
「なんで勉強するの?」という問いに、「テストのため」「受験のため」しか言えなかったら、子どもが本気になるはずがありません。子どもにとって「勉強=生きることとつながっている」と感じられるかどうかがやる気の源になります。
→ 対処法:旅先や日常の中で「これ、授業で習ったやつだよ」と結びつけるだけで変わります。
原因③:「頑張っても認められない」
テストで60点を取ったとき、「なんで40点も間違えたの」と言われた子どもと、「前より10点上がったね」と言われた子どもとでは、次への意欲が全く変わります。「できないこと」ではなく「できたこと」に注目する。これだけで、子どもの自己肯定感は大きく変わります。
今日からできる具体的アクション3つ
アクション①:「どこまでわかった?」と聞く
「なんでやらないの」ではなく「今日どこまで進んだ?」と進歩に注目した声かけに変える。
アクション②:「この知識、日常でこう使えるよ」と見せる
地図を一緒に見る、料理の材料の産地を調べる、ニュースを一緒に見る——日常の中で「学びとつながる体験」を作る。
アクション③:小さな成功を大げさに褒める
「昨日より5分長く集中できたね」「この問題、自分で解けたじゃない」——小さな前進を本気で認める。
まとめ
「勉強しない」子どもを変えようとするのではなく、子どもが「勉強したくなる環境」を作ることが先決です。元教員として断言できます。どんな子でも、「わかる」「意味がある」「認められる」の3つが揃えば、勉強への姿勢は必ず変わります。
bassy(元教員・旅ブロガー)20年以上の教育現場経験。子どもと旅と教育をつなぐ発信を続けています。


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