「GWは旅行したいけど、正直もう体が動かない」——そんな声を、現場にいた頃も、退職してからも、先生方から本当によく聞きます。4月の怒涛の一ヶ月が終わり、ようやく迎えた大型連休。頭では「どこかに行きたい」と思っているのに、体はソファから離れられない。そんな経験、ありませんか?今日は、そんな教員の皆さんに向けて、20年以上の現場経験と旅の経験から「本当に疲れが取れる旅の選び方」をお伝えしたいと思います。
📋 目次
- なぜ教員のGWは「疲れたまま」終わるのか
- 現場で見てきた、旅で回復できる人・できない人の違い
- 本当に疲れが取れる旅の選び方5つのヒント
- まとめ|あなたには休む権利がある
😔 なぜ教員のGWは「疲れたまま」終わるのか
少し立ち止まって考えてみてください。4月に何があったか。
新しいクラスの顔合わせ、保護者会の準備、年度初めの膨大な事務作業、新入生への対応——。学校現場の4月は、一般的な「新年度」とは比べものにならないほど密度が濃い。特に担任を持っている先生方にとって、4月末はすでに「1学期分」くらいのエネルギーを使い切っている感覚があるはずです。
「GWに旅行に行ったのに、帰ってきたらもっと疲れていた」——これは決して珍しい話ではありません。
問題の根っこにあるのは、「旅行=リフレッシュ」という思い込みです。旅行が楽しいのは間違いない。でも、疲弊しきった状態で「見どころをぜんぶ回ろう」「せっかくだから遠くへ」と計画を詰め込んでしまうと、旅行そのものが消耗イベントになってしまいます。
これは先生方の計画力が低いのでも、根性が足りないのでもありません。「休み方」を学ぶ機会がなかっただけだと、私は思っています。
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👀 現場で見てきた、旅で回復できる人・できない人の違い
長く現場にいると、GW明けの職員室の雰囲気でなんとなく「誰がうまく休めたか」がわかるようになってきます。
以前、同じ学校にいた先生の話です。その方は毎年GWに「弾丸ヨーロッパ旅行」をしていました。行動力があって、旅の話をするときはとても楽しそう。でもGW明けの顔は毎回どこか虚ろで、「時差ボケが抜けない」と言いながら5月の最初の週をフラフラしていました。
一方、別の先生は毎年「近場の温泉に2泊するだけ」と言っていました。「もったいない旅行じゃないですか?」と若い頃の私は思っていたけれど、その方のGW明けはいつも顔色がよくて、声に張りがある。「温泉でぼーっとして、ご飯だけ食べて帰ってくる。それだけで十分なんよ」と笑っていました。
この違いは何だろうと、ずっと考えていました。そして長い時間をかけて気づいたのは、「回復できる旅」は移動距離や観光地の数とは関係ないということです。大切なのは「どれだけ自分を解放できたか」。それだけなんです。
✈️ 本当に疲れが取れる旅の選び方5つのヒント
では、具体的にどんな旅を選べばいいのか。現場で先生方に話してきたことをまとめます。あくまで「私が見てきた中での話」ですので、全員に当てはまるわけではありませんが、参考にしてみてください。
① 移動時間は「片道2時間以内」を目安にする
- 長距離移動は体力と集中力を消耗する
- 新幹線・飛行機での長旅は「旅をした気分」になるが、身体的疲労は蓄積される
- 近場でも「日常と切り離された空間」に行ければ十分なリフレッシュになる
- 車での移動なら渋滞ストレスも考慮して、できれば電車・バス移動が楽
「遠くに行くほど旅らしい」という思い込みを手放すだけで、GWの旅行は劇的に楽になります。
② 宿泊は「1泊以上・部屋でのんびりできる宿」を選ぶ
- 日帰り旅行では「移動疲れだけ残って回復ゼロ」になりやすい
- 部屋に温泉がある宿、広いベッドの宿など「滞在そのものが休息」になる宿を選ぶ
- 観光メインの宿よりも、食事・温泉・部屋でのんびりがメインの宿の方が疲れは取れる
- チェックインを早めにして「ぼーっとする時間」を意識的に作る
③ スケジュールを「7割以下」に抑える
- 「せっかく来たから全部回ろう」という発想を手放す
- 行きたい場所を書き出したら、そのうち7割だけ行く計画にする
- 「予定通りにいかなくても構わない旅」が一番回復につながる
- 気になったカフェに立ち寄る、気持ちのいい道をゆっくり歩くなど「余白」を大切に
④ 「非日常感」を意識して選ぶ
- 自然の多い場所(山・海・里山・温泉地)は特に回復効果が高い
- スマートフォンをなるべく見ない時間を意識的に作る
- 学校のことを「考えなくていい環境」に身を置くことが重要
- 同業の先生仲間との旅も楽しいが、「愚痴大会になる旅」は回復につながらないこともある
⑤ 帰宅日は「最終日+1日」の感覚で計画する
- 最終日に帰宅すると、荷解き・洗濯・翌日の準備で疲弊する
- できれば「旅の最終日の翌日」に1日バッファを持たせる
- 難しい場合は帰宅日の夜は何も入れず、家でゆっくり過ごす時間を確保する
以前、「GWはいつも旅の最終日まで観光して、夜遅く帰ってきて翌朝から仕事でした」という先生がいました。試しに最終日を「移動と休息だけ」にしてみたら、「初めてGW明けに疲れていない状態で職員室に来られた」と言っていました。小さな工夫ですが、こういうことの積み重ねって大事だなと思います。
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🌿 まとめ|あなたには、ちゃんと休む権利がある
教員という仕事は、「子どもたちのために」という思いが強ければ強いほど、自分を後回しにしてしまいやすい。GWにも「この時期に旅行なんて」「もっと授業準備をしなきゃ」と感じてしまう方もいるかもしれません。
でも正直なところ、疲れ切った状態で教壇に立つことが子どもたちのためになるかというと——そうは思えないんです。現場で見てきた先生方の中で、長く活躍し続けている方には共通して「うまく休む技術」がありました。
休むことは、逃げることでも怠けることでもない。休むことも、プロフェッショナルな仕事の一部です。
GWの旅行、ぜひ「充実した旅」より「回復できる旅」を基準に選んでみてください。一緒に、無理せず長く続けられる働き方・休み方を考えていきましょう。
旅先の選び方や具体的な行き先のアイデアについても、今後の記事でお伝えしていく予定です。よかったら他の記事も読んでみてください。
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